PART 3 ★Paul McCartney&Wings Days (東芝EMIと)/前編

2012.11.01(Thu) | EDIT



★Paul McCartney&Wings days (東芝EMIと・・)
       (1975-1976)


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《 レコードの時代は発売に先がけて、見本盤が関係者に配布されました。
 “BAND ON THE RUN” Appleシングルレコード見本盤 》


出だしは当時、赤坂溜池にあった東芝EMIをおとずれた事でした。
英国EMIレコードと東芝の合弁会社であった東芝EMIは、
Beatles, T Rex, Pink Floyd 等々、英国の大物を扱い、
洋楽を聴く者にとっては、ちよっと憧れな場所でした。

そこで、現在は更なる日本音楽界の重鎮としてご活躍の様子の、
当時の洋楽担当ディレクター石坂敬一さんとの打合せで、
自分が日本で初めてのPaul McCartney&Wings Fan Clubを
創立する事となりました。
当時、自分はちょっとモデル業をしていたもので、
この赤坂辺りも来る事が多かったのです。

石坂さんはBeatlesを後楯として、その存在自体が“時代の主張”、
TV出演も多くこなし、国内では当時トレンドリーダーと言われていたようでした。
音楽評論家の今野雄二さんや、ミュージシャンであった内田裕也さんとも
仲良しとの話しを聞いていまして、大変生活が賑やかでした。

ご一緒するようになってからは、
石坂さんがロンドン出張中に国際電話をしなければならなくなったり。
(昔は国際電話かけるのは大変だった!!  2,3分の話しでも、今の感覚で5千円位!! )

ホテルニューオータニのプールで泳ぐから急に来いとか。
(そんな水着持って無いし・・☆)

一緒の時も、お一人の時も、移動はすべてタクシー使用なので、
自分が電車で出掛けて行くと、「よく電車に乗れるね」と言われましたー!!
よぉーし!!  
将来は、電車に乗らない、そんな生活するようになってやるわ・・と、
心したものです。
モチロン、今も電車、いつも使ってますが・・☆


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<石坂さん*これ使わせて下さい
     Paul,Linda & 石坂さん>


自分も、音楽評論家の福田一郎さんのアシスタントの話しを頂きましたが、
当時、未だ女性は飾りのように扱われる時代でもあり、
とりあえず、辞退させて頂きました。

しかし、Paul McCartneyのF.C.と東芝EMIとは切っても切れない仲なので
色々良くして頂きました。

特に、これからのストーリーのメインイベントとなる
1975-76年の Paul&Wings の来日中止にからむ、
法務省への嘆願書提出や集会、銀座でのデモ行進など,
東芝EMIのヘルプ無しには成り立たない事でした。


*************


以下の資料提供は、
当時 副会長をして助けてくれた町田悦子嬢です。

自分は離婚の際に、殆どの資料を片付けざるをえなかったので、
今回彼女が貴重な資料を貸し出してくれました。
有難うございます。

Paulを抜きにしても長いお付き合いをしている訳ですが、
これからも私達は走り抜こうね!!
Keep on Rockin'!☆


*************


東芝EMI公認のPaul McCartney&Wings Fan Club は、
こんな具合に創立され、
初会報は1975年6月発行となりました。
ちょうど Wings の New Album “Venus&Mars” が発売された頃です。

それは、今のように情報が何でも簡単に手に入る時代では考えられない内容ですが、
どこからも海外の情報が入らず、私共が英国とやりとりした内容で、
皆様に少しでもPaulに近付けるような気がしてもらえていた訳です。

今ではびっくりなフィルムコンサート!! も実施しました。
大変貴重だった東芝EMIの大きなリールに巻かれたフィルムを借出し
神田共立講堂、横浜市民ホール、大阪では中ノ島公会堂等で上映しました。
そして、名古屋支部、大阪支部、札幌支部も出来ました。

さて、この頃からWings来日のウワサが出てきました。





<後編へ>





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PART 3 ★Paul McCartney&Wings Days(東芝EMIと)/後編

2012.11.03(Sat) | EDIT

★Paul McCartney&Wings days(東芝EMIと・・) /後編
          (1975-1976)


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1975年9月9日から Wings のワールドツアーが始まりました!!

日本では、11月19日からスリーディズ・3日間の武道館公演が決定しました!!
来日が近くなると某新聞社からは「空港に迎えに行きますか?」等の
問い合わせが入り、
fanのみならず日本全体がワクワクした感じでした♪

所が、来日直前の11月10日に、
なんと!  
なんと!! 
なんと!!!
日本国法務省は 《 Paul McCartneyの入国拒否を決定 》 したのです!!

ビザはおりていたのですが、
Paulが3年前にロンドン郊外でケシの栽培をしたと
100ポンド(約7万円)の罰金を受けた件について、が原因とされました。

(更に有名なPaulの逮捕事件は、この約5年後の再来日の際の事となり
 日本のfanは更にがっかりな状況に落とされるのです。)

しかし今回、ビザはおりていたのに入国を拒否した事に対して
fanのみならず、報道関係からも「それはないだろう??」の声があがり、
いわゆる “見せしめ的” 対処に、
私達fan代表が怒りを爆発させる状況になったのです。

自分的には、
知人に頼まれて確保した武道館のチケットを返却されるのが
むなしい思いでした。


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 ==< GET BACK PAUL TO JAPAN >==


★11月12日

霞ヶ関の法務省へ、
法務大臣宛 「Paul McCartneyと彼のバンドWingsの入国許可願い」
嘆願書の提出に行きました。

この際の様子は報知新聞に掲載されました。

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(手前)入国審査課長補佐/岩本晃氏
(左奥)副会長/町田悦子さん
(右)自分


とにかく東芝EMIからの連絡で、指示通り法務省へ駆けつけました。
11月10日に来日中止の発表があってから翌々日の出来事で、
嘆願書なるものも書いた事がありませんし、
余りの時間の無さに、嘆願書文面もぶっつけ本番でした。

現地に着くと すべての手配が出来ていて、
すぐに面接室にて、担当の入国審査課長補佐氏とお会い出来ました。

新聞社のカメラマン氏まで待機されていて、
なるほど~、
表に出るのは、利害関係の有る者ではなくて“fan代表”が良いんだ・・と
後日になってから理解しました。


★11月29日
Paul McCartney来日要請実行委員会が、
当F.C.とBeatlesシネクラブ、各大学Beatles研究会等で組織されました。

この日は武道館そばの科学技術館ホールにて来日要請集会☆

そして、またしても急を要する出来事です!!

集会での代表挨拶を、
Beatlesシネクラブ代表で自分より年長であるH氏が、
「公の場やTVには出れない」との理由で!?!?  辞退され、
急に自分に代表の挨拶が回って来たのです。

“ちょっと、そんな大変な事、早くに言ってよね” とぼやきつつ、
約300人の Paul fan の皆様に 「Paulを日本へ!! fanは頑張ろう!!」 的な
お話しをさせて頂きました・・
はずですが、不覚にも記憶がもう雲の中です。
大丈夫だったのでしょうか☆

集会後は銀座通りで キャンドル行進デモ を実行しました。
後にも先にもデモをしたのは、この時だけですが、
覚えているのは 
“COME BACK PAUL TO JAPAN ”と叫んだフレーズだけ!!


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<一連の記事>



★11月30日
Wingsオーストラリア公演のTV放映があり、
その中で、昨日の集会や行進が映像でレポートされました。

科学技術館での様子や、一生懸命デモっている姿をアピール出来て、
参加した方々も幾分報われたのではないでしょうか。

そして、最後の作戦は “日本公演を実現する3万人署名運動”!!

この署名では、当F.C.だけで2万人を集め、
実行委員と合わせて、5万人の書名が法務省へ提出されました。

これらの活動が、何らかの影響があったかは勿論推し計る事は出来ませんが、
何かをせずにはいられないfanの, 貴重な、貴重な、代替行動でした。

さてさて、一連の活動は、
もちろん東芝EMIを通してPaul本人に伝えられ、
本人からは、お詫びの映像メッセージが届きました☆




作りあげたF.C.は、その後引き継がれ大きく育った様子でした。
関係された皆様、本当にご苦労様でした。

走り抜けた'75-76年。
自分は新宿の“ジュネス企画”と言う事務所に所属して、
モデル業をしながらの、Paul&Wings daysでした。


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★当時の事務所用 Self Photo


どちらでも、ご縁があって出会えた皆様 有難うございました♪

今では考えられないような熱い日々でした。
いつもいつも走り抜いて来て、本当に良かったです♪








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Silvermoon /Hiroko O.

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